島国に住む日本人にとって、国と国とを結ぶ国際列車は、昔から外国を感じさせるものでした。そのことは21世紀を迎えた現代でも変わりません。
 中国、モンゴル、ロシアの3カ国を縦断し、北京ーモスクワをモスクワ行第3列車は5泊6日、北京行第4列車は6泊7日で結ぶ国際列車。7,600km余りを126〜132時間という時間をかけて走り抜けます。万里の長城、ゴビ灘、モンゴルの草原、バイカル湖、シベリアの大地といった大陸ならではの雄大な大地、光景をゆったりとしたスピードで進むこの列車は、シベリアを東西に駆け抜ける有名なロシア号(ウラジオストク-モスクワ)とはまた違った趣があります。
 観光用では決してなく、飛行機全盛の時代に今でもその土地に住む人々や旅行者、商人の移動手段として運行されるこの魅力的な列車を、ここにご紹介いたします。このサイトをご覧になって、一人でも多くの方がユーラシア大陸横断という雄大な旅行に思いを馳せられることを願って止みません。